ギレルモ・デル・トロ監督による怪獣映画『パシフィック・リム』のパンフレットの紹介とレビューです。
パンフレットの中身を知りたい方、買おうか迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
総合評価
レビュー
『パシフィック・リム』が好きな人は、絶対に読むべき充実の一冊でした!
- デル・トロ監督の怪獣愛、オタクっぷり
- 『パシフィック・リム』製作の舞台裏
- 怪獣作品や特撮作品の解説、考察
などなど、SF映画や怪獣映画が好きな人は全ページをワクワクしながら読むことができるはず。
参考 『パシフィック・リム』パンフレットの詳細楽天市場キャストインタビュー【評価★3.5】
チャーリー・ハナム
もともと『スター・ウォーズ』シリーズとか『ブレードランナー』のように、ディテールまでこだわった独創的な世界と、ヒューマンドラマが合わさった映画が大好きなんだ。ギレルモは、そんな映画を作ることができる数少ないクリエイターの1人だ。
- キャラクターの履歴書
- 日本語に苦労したエピソード
- ローリーのキャラクター
- 『パシフィック・リム』の世界観
- 本作のヒューマンドラマ
イドリス・エルバ
ギレルモはありあまるほどの情熱があって、おまけにものすごく辛抱強い。正真正銘の”オタク”で偉大な映画監督だから、演技を心から楽しむことができたよ。
- 子供の頃好きだった、SF作品
- 『パシフィック・リム』の魅力
- スタッカーのキャラクター
- 演じるのに苦労した、科学的なセリフ
- ギレルモ・デル・トロ監督の情熱
菊地凛子
雨は降る、火花は散る、そして戦闘スーツが重くて、もう文句を言う力さえ残っていない。意識がもうろうとしていると、(デル・トロ監督は)「となりのトトロ」とか日本のアニメの歌を歌ってくれたの。彼はすごく愛情を持って演出してくれた。
- オーディションの様子
- 肉体トレーニング
- グリーンスクリーンでの撮影
- イェーガーの実物大セット
- ギレルモ・デル・トロの監督術
- 『パシフィック・リム』の見どころ
スタッフインタビュー【評価★4.0】
ギレルモ・デル・トロ監督
『パシフィック・リム』は、僕が好きなものすべてに対するラブレターだ。僕の家にはありとあらゆる怪獣グッズがある。ゴジラに関しては、高さ4メートルのイラストや、大小さまざまなフィギュアが数百体ある。
- 企画が立ち上がったきっかけ
- 日本のアニメ、特撮からの影響
- 子供時代、デル・トロ監督が観て育った作品
- アメリカにおける「ゴジラ」の人気
- 着ぐるみや模型で撮影する可能性もあった
- ハイペースで製作された『パシフィック・リム』
- 久しぶりの監督業を経験した感想
- 『パシフィック・リム』のヒューマンドラマ
メイキング【評価★5.0】
ギレルモはアイデアの宝庫で、とんでもなくすばらしいことを次々と思いつく。それに彼は怪獣映画の熱烈なファンなので、僕たちはまさに彼のテリトリーであれこれ遊んでいたんだよ。(トラビス・ビーチャム/脚本)
- ギレルモ・デル・トロ監督が語る、本作のあらすじ
- 脚本作り
- 世界観の構築
- 怪獣のデザイン
- 実在の動物からのインスピレーション
- 怪獣のニックネーム
- イェーガーのデザイン
- ジプシー・デンジャー
- チェルノ・アルファ
- クリムゾン・タイフーン
- ストライカー・エウレカ
- 細部にこだわったイェーガーのメカニズム
- ILMによるCGでの戦闘シーン
- 戦闘シーンのこだわり
- できる限り実写で撮影するこだわり
- 重量20トンのメイン・セット
- イェーガー内部の可動式セット「ヘッド・ポット」
- ヘッド・ポットでの過酷な撮影
- 俳優の体に合うスーツ制作
- スーツのこだわり
- 作戦基地のデザイン
- 海上の砦「シャッター・ドーム」
- 香港の市街地のデザイン
コラム【評価★3.5】
キャラクター性のある怪獣やロボットが登場しますが、決してマーチャンダイジングから生まれた映画ではなく、本当にデル・トロ監督が作りたくて作った映画なのです。しかも、巨額の製作費をかけて。まさに神のような人です。(小島秀夫)
- 僕らの怪獣映画が帰ってきた!デル・トロ監督が贈るハリウッド規格外の怪獣魂!(小島秀夫)
- デル・トロはなぜ「カイジュー」を愛するのか?(尾崎一男)
- 『パシフィック・リム』に見る、ジャパン・カルチャー&オタク事象(尾崎一男)
- イェーガー紹介
- イェーガー開発運用史
- 登場怪物名鑑
おすすめしたい人
- 『パシフィック・リム』好き、全員!
- 怪獣映画が好きな人
- SF映画、CGを駆使した映画が好きな人
- 特撮やVFXの製作・舞台裏を知りたい人